bitcoindを立ち上げる
まずはbitcoindを立ち上げます
bitcoindのビルド方法は過去の記事を参考にしてください
bitcoindを起動
コマンドプロンプトを起動します。
bitcoin-cliを動かす
コマンドプロンプトをもう一つ起動します。
このように現在のブロック情報が返ってきます。
エラーが出る場合
このようなエラーが出るときがあります。
ブロックが読み込まれていないので時間をあけて再度bitcoin-cli
を動かしてみてください。
※bitcoind
は起動したままで
適当なコマンドを試してみる
getblockchaininfo
上記でこのようなコマンドを試しました。
その返り値の一部です。
headers
というのは、現在のブロック高を示します。
blocks
はそのPCに同期されているブロック高を示します。
bitcoindを起動させておくと、blocks
がheaders
に追いついていきます。
getblockcount
同期済みのブロック高を返します。
執筆時の私の環境ではこのように返ってきます。
getblockhash
ブロックの番号を与えるとそのブロックのハッシュ値が返ってきます。
genesis block 0
block 1
同期していないブロックのハッシュを得ることはできません
getblock
getblockhash
で得たハッシュ値を引数に与えることによって、そのブロックの詳細を得ることができます。
block 0
block 1
このブロック情報はBlockchain.infoなどでも確認することができます。
time
はUNIX時間です。
ブロックチェーンの構造として、ブロックNは常に直前のブロックであるN-1のブロックハッシュpreviousblockhash
を保持する片方向リストの形をとります。
※bitcoin-cli getblock [hash]
の結果によってnextblockhash
の値を知ることもできますが、これはメモリ上から算出しているだけで、ブロックデータ自体が次のブロック情報を知っているわけではない。
getconnectioncount
bitcoindコマンドなどでbitcoinのノードが起動すると、ノードP2P型ネットワークであるビットコイン・ネットワークと接続しようとします。
bitcoind起動直後、1ノードずつ接続されていきます。
接続が安定すると、8ノード程度と接続された状態になります。
getpeerinfo
接続している相手を確認することができます。
stop
bitcoind
を終了させるときにはこのコマンドを打ち込みます。